介護の転職面接で最低限気をつけること!服装やNG行動、志望動機や質問内容をご紹介!
一般の面接の経験があっても、介護の面接は初めてで不安…一般的な面接と違うところはあるの?
そもそも転職が初めてでどうしていいか分からない…などなど、介護職の面接に関する疑問や不安などにお答えいたします!
何が必要なの?絶対に準備するべきものや身だしなみについて
面接の当日に慌ててしまい忘れ物をしないよう、持ち物・服装などの準備は前日までには整えておくようにしましょう。
余裕をもって準備することで、次の日の面接にも落ち着いて取り組むことができます。
まずは服装・見た目から!
「メラビアンの法則」というものをご存知ですか?
何かというと、人はコミュニケーションを
・言語情報(話の内容)
・聴覚情報(声)
・視覚情報(表情、見た目)
これら3つで行っているという説です。
驚くべきは3つの割合で、
・言語情報 7%
・聴覚情報 38%
・視覚情報 55%
半分以上が視覚(見た目)に割かれているというのです。
例えどんなにあなたが有能で資格もたくさん持っているとしても、見た目に清潔感がなかったり横柄な態度をとってしまったら、面接官の印象はあまり良くはありません。
第一印象は一度定着するとなかなか消えてはくれません。
悔いのない面接を行うためにも、今一度身だしなみや態度を振り返ってより良いものにしましょう。
身だしなみのポイント!
□清潔感
清潔感は身だしなみで一番大切と言っても過言ではありません。
髪が乱れていたり、目やにが付いているなどはもってのほか!
相手にマイナスの印象を与えてしまいます。
髪は櫛でとかし、長い方は後ろで結んだりワックスで整える、服装に関してはシャツにアイロンをかける、ゴミやよごれが付いていないか確認をしましょう。
□TPOに合った服装か
清潔感が伴っていても、TPOに合った格好をしていなければ大きなマイナスとなってしまいます。
面接官からすれば、その場その場に合わせた身だしなみができるか、という部分の確認にもなるので、スーツないしは襟付きのトップスなどが好ましいです。
「私服可」とされており、スーツを持っていない場合であっても、オフィスカジュアルの範囲内の服装で参加するのがベストです。
見出しなみ・服装チェック要綱!
■共通
□髪は整っているか(寝癖はついていないか)
□洗顔したか
□シャツのアイロンはかかっているか
□ゴミなどは付いていないか
□服の色は派手ではないか
□鞄は服装に合っているか(A4サイズが好ましい)
□インナーは派手でないか
■女性
□靴は高いヒールNG
□メイクはナチュラルか
■男性
□スーツないしはジャケットを着用しているか
□基本的には革靴がベター
必須!準備するべき5つの持ち物
身だしなみが整ったら次は持ち物です!
下記のチェックリストを元に自身に必要なものをそろえましょう。
①履歴書・職務経歴書などのコピー
履歴書・職務経歴書は事前に郵送する場合もありますが、当日に自分で志望動機などを確認するためにコピーは取っておくようにしましょう。
②求人情報・施設案内などその施設が分かるもの
求人内容や施設についてなど、前日までに疑問点はないか確認しておきましょう。
③担当や施設の連絡先(緊急時用)
緊急時に遅れる場合などは、必ず担当者に連絡するしましょう。
④スマホなど通信機器
こちらからの連絡はもちろん、介護施設から緊急の連絡が来る可能性もあるので、通信機器は必ず持っておきましょう。
ただし、面接中は音の鳴らない設定にすることを忘れずに!
⑤筆記用具、メモ帳
適正テストなどを行う場合はもちろんですが、面接の中で施設について説明などをされる場合も多いので、筆記用具とメモは必ず用意するようにしましょう。
面接本番!よく聞かれる質問は?逆質問って何を聞けばいいの?
準備が整ったらいよいよ面接本番です!
ここではよく聞かれる質問や、その質問の意図、逆質問で聞いておいた方がいいことをご紹介!
よく聞かれる質問
よく聞かれる質問は大きく分けて4つあります。
①自己紹介(自己PR)
②志望動機
③転職理由
④仕事への姿勢
①自己紹介
質問としては
・自己紹介をしてください
・学歴や職歴を教えてください
・長所と短所を教えてください
・趣味は何ですか
などの質問があります。
こちらは「自分のことを理解しているか」「協調性を持って働くことができる人柄か」ということを問われています。
基本的には履歴書の確認となりますが、「長所と短所」「趣味」などはどう仕事に活かせるかということを考えておくと良いでしょう。
②志望動機
こちらでは、「なぜ他の施設ではなくその会社を選んだのか」という質問意図があります。
応募先のことを調べ、きちんと理解した上で、どのような理由で就職を希望しているのかを伝えましょう。
ただし「給料がいいから」「家から近かったから」などは、例えそれが事実だとしても聞いた側からしたらいい気分はしません。
「この業界で長く安定して活躍したいから」「家からの距離も近く、家庭と両立しやすく長く続けられる」など、理由の深掘りをしておきましょう。
③転職理由
質問の意図としては「同じ理由ですぐに辞めてしまわないか」「施設に馴染んで働いてくれるか」といったことが主になります。
前の職場が倒産した・結婚を機に転居した、などやむおえない理由があればそのまま伝えても問題ありません。
ただ、「人間関係で問題があった」「給料に納得がいかなかった」などネガティブな理由はやめておきましょう。
キャリアアップなど前向きな理由を、具体的に述べることが理想的です。
④仕事への姿勢
質問としては
・業務において一番大切にしていること
・前の職場で印象に残っているエピソード
などがあります。
質問の意図としては「施設の方向性に合っているか」を主に見ています。
②志望動機でもお伝えしましたが、応募先のことを調べきちんと理解した上で、今までの経験に基づき、ご自身の仕事への向き合い方や大切にしていることをエピソードと一緒に伝えましょう。
逆質問
面接の最後に必ず聞かれるのが、「何か質問はありますか?」という文言。
今まで質問される一方だったのに、突然こちらからの質問を求められるとどんな事を聞けばいいのか分からなくなってしまうかもしれません。
逆質問は、やる気やコミュニケーション力をアピールできるチャンスです。
例えば、
「中途入社でどんな方が活躍していますか?」
「ゆくゆくは介護福祉士の資格取得を考えているのですが、資格取得支援の制度などはありますか?」
「介護はチームワークが大切だと思っております。御社の方々はどんな雰囲気で働いておられますか?」
など、施設で働くことを前提として、やる気をアピールできる質問が好ましいです。
逆に、少し調べれば分かることや、その場で面接官がすでに説明したこと、給与や残業時間など待遇面しか聞かない、などはマイナスの印象になってしまいます。
よい印象を残せるよう、事前にいくつか質問を用意しておきましょう。
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面接は礼儀さえキチンとわきまえていれば何も怖いことはありません。
正しい面接のマナーを覚えて、よりよい施設への転職の機会を増やしましょう!
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